理解が深まり知識が増えていくことで、
自分の世界が広がっていく。
5G仮想化基盤構築作業
入社して半年が過ぎたころ、複数台のサーバを使って、5Gが動く環境を構築するという新たなプロジェクトに携わることになった。
学生時代からこれまで、サーバに関することは全くやったことがなかったので「果たして本当に自分にサーバの設定ができるのだろうか」と不安を抱えながらのスタートだった。
最初は練習として、業務で必要になるであろうツールの情報が渡され、わからないところは上長に教えてもらいながら、機能についての勉強を進めていった。
ネットワーク関連はあまり得意ではなかったが、少しずつ理解が深まり、自分自身の知識が増えていくことで、最初に感じていた不安はなくなり、最終的には特に問題なく、無事にプロジェクトを全うすることができた。
このプロジェクトで一番印象に残ったことは、gitの使い方がうまくなったことだ。
上長から、機能を追加する際にはできるだけタスクごとにコミットをまとめるよう指導があり、以前は全体の枠組みでまとめていたものを少しずつ小さな単位にまとめるよう気をつけるようになった。
また、最近では、友人からのネットワーク周りに関する技術的な質問にも答えられるようになってきて、自分の世界が広がっているのを感じている。
組み込み機器の省エネ対応
現在携わっているのは、組み込み機器の省エネ対応で、主にファームウェアの作成やLinuxドライバの改修を行っている。
最近、省エネ状態から復帰するときにカーネルパニックを起こすという症状の原因究明を任された。
自分のPCでは再現できるが、他のPCでは再現できず、なかなか原因が解明できない。ケーブルの問題なのか、途中のスイッチの問題なのか、それともネットワークインタフェースの問題なのか...。
まずは、自分で原因と思われるものを考え、すべて試してみる。それでも解決しない場合には、上長に相談し、他に何かいい方法がないかを聞いてみる。
そうやって、思いつく限りのことをあらゆる手を尽くしてやってみた結果、不具合をおこしているのは、自分が担当しているソフトウェア側ではなく、基板(ハードウェア)側の問題であることを突き止めることができた。
客先に不具合の再現ができたことを報告し一件落着。時間はかかったが、自分の力で解決できたことが自信につながった。
一つのプロジェクトに対して最後まで責任を持ち、自分でやり方や進め方を考えることができるという創夢のスタイルは、自分にあっていると思う。今後も、新しいことを学びながら少しずつ成長していきたいと考えている。
※所属部署や内容は取材当時のもので、現在とは異なる場合があります
1日のスケジュール
- 10:00出社(業務開始)
- まずはメールチェックを行い、それから業務開始。
- 12:00ランチタイム
- 今はほとんど在宅勤務なので、お昼も自炊している。
- 13:00午後の仕事
- 午後も午前中の続き。終了30分前くらいには日報を書いて提出する。
- 19:00退社
- あまり遅くなると夜の時間が使えなくなってもったいないので、残業はほとんどしていない。仕事はできるだけ8時間に納めるように努力している。
KT
第二開発部
情報科学専攻卒業
入社3年目
Index
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理解が深まり知識が増えていくことで、
自分の世界が広がっていく。5G仮想化基盤構築作業
第二開発部KT
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未経験の案件にチャレンジ!
過去の自分を超え、スーパーエンジニアを目指す。Hadoopサーバの構築と運用を担当
第三開発部MS
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お客様と意思疎通を図るカギは、
技術的な知識に裏打ちされた確かなコミュニケーション。研究者を支える基盤システムの維持管理
先端技術部OK
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お客様の期待に応える成果を創る。
その鍵は基本となる計算機技術への深い理解と柔軟な発想力。ファイルシステムの研究開発をサポート
第一開発部IS
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新技術に積極的に取り組み、
自分の強みを持つことでさらなる高みへ。複数のサーバをリモート保守
運用技術部US