ご投稿第二十三号
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From: シャイな2nd VN
To: nettama@arttowermito.or.jp
Subject:
ミト・デラルコ第7回演奏会
Date: Sun, 26 Sep 2004 01:53:05 +0900
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矢沢さん
ミト・デラルコ、素晴らしい演奏会をありがとうございました。
わざわざ特急で駆けつけた甲斐がありました。
前回よりソフィー・ジェントさんが加わりましたが、なかなかいいですね。
寺神戸さんと鈴木秀美さんが両端で落ち着いた大人の雰囲気をかもし出す一方、内声部が若々しく非常にアグレッシブになり、古典派における弦楽四重奏曲の「構造」がよく見える(聞こえる)ようになったような気がします。
ジェントさんの音を聴き、弾いている姿を見ていて感じるのは、彼女が弦楽四重奏における2nd VNの役割、面白さ、楽しさをとてもよくわかっていて、それを満喫しているということです。
あるときは1stVNと顔を見合わせて絡み合い、あるときはVlaとともにあたかも一つのパートのように振舞う。
そして時には、曲に全く違った表情が必要な時にソロを担当する。
フーガでは、前からバトンを受け取り次に渡す。そんな様子が見ているだけでもよくわかります。
2nd VNはどうしてもスタープレーヤーである1st VNの影に隠れてしまい、なかなか報われないということもあり、1stに比べるとシャイの人が多いような気がしますが、2ndも本当はこんなに存在感を示せるのだ、そしてやりがいがあるのだ、ということを彼女は私に教えてくれました。
そして、彼女は音楽のスケールが非常に大きいような気がします。表情の幅があってしかも細やかな配慮もなされている。
彼女の存在は、隣の森田さんにもいい刺激になっていると思います。
寺神戸、鈴木の両巨匠にはさまれたら、普通の人ならそれだけでしり込みしてしまうかもしれませんが、若手のジェントさんがあれだけ思い切ってやりたいように弾いていると、それだけでもずいぶん気持ちが違うのでは。
以前は、ともすれば、ややこじんまりとまとまるか、鈴木秀美さんの存在感があまりに前面に出てしまうということも時としてなきにしもあらずだったミト・デラルコですが、ジェントさんの加入によって、スケールが大きく、なおかつ音楽的なバランスがとてもよくなってきたような気がします。
そしてとにかく聴いていて楽しい。これが一番ですね。
まだまだ荒削りな面は残っていますが、ジェントさんのこれからの成長ぶりに大いに期待したいと思います。
そして、彼女の音楽的スケールに見合った楽器に出会いますように。
次回以降に期待しましょう。
ついでですが、ミト・デラルコをCDデビューさせるという話はないのでしょうか?
是非、世界中の方々に彼らの演奏を聴いてほしいです。
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