クリスマス・コンサート'98
市民オペラ「ヘンゼルとグレーテル」
三菱信託音楽賞受賞記念(日本語訳詞上演)

※当財団主催公演オペラ「さんせう太夫」(1996年3月公演)は、 第4回三菱信託音楽賞を受賞しました。 本公演はその受賞を記念して行われるものです。

1998年12月23日(水・祝)昼の部13:00開演/夜の部18:00開演
1998年12月24日(木)18:00開演

※ 開場は開演の30分前、上演時間は約2時間30分です。
会場:水戸芸術館ACM劇場
料金(全席指定):
A席5,000円(小・中・高校生3,000円)
B席4,000円(同2,500円)
C席3,000円(同2,000円)
※小・中・高校生券は、水戸芸術館のみの販売です。
※小学生のみのご入場はご遠慮下さい。
※公演当日の学生券は販売いたしません。
ご予約は TEL (029)231-8000で承ります。

作曲:エンゲルベルト・フンパーディンク
台本:アーデルハイト・ヴェッテ
訳詞:中山悌一

総監督:畑中 良輔
指揮:清水 史広
演出:杉 理一

毎年好評をいただいている水戸芸術館のクリスマス・コンサート、 今年は市民オペラ企画とドッキングしてオペラ「ヘンゼルとグレーテル」を上演します。 市民オペラとしては、1993年の「魔笛」、95年の「フィガロの結婚」につづき、3度目の上演です。

出演者(ソリスト、合唱)は、今年5月のオーディションで決定しました。 学校の先生、主婦、小学生から高校生、音大生まで、オペラは初めてという人もたくさん参加する、 まさに市民の手によるオペラです。 彼らは、一流の指導陣による厳しい稽古を、半年間積み重ねて本公演にのぞみます。 その成果に、どうぞご期待ください。

器楽合奏:
小林由佳(エレクトーン)、武元彩子(エレクトーン)、中村文彦(ティンパニ)
舞台美術:三宅景子
衣裳:村上まさあき
照明:佐野清一
合唱指揮:中沢敏子
副指揮:四野見和敏
演出助手:岡田直子
練習ピアノ:天城協子、田中直子、 中村真由美、中村佳代
舞台スタッフ:
小坂部恵次、 薄井勤、久野伸二、 二ノ宮康弘、山本基之、 岩崎美奈子


キャスト

23日(水)昼/24日(木)
ヘンゼル: 久保田 尚子
グレーテル: 会沢 明美
お父さん: 竹中 治利
お母さん: 飛田 淳子
魔女: 大峰 陽子
眠りの精: 中村 喜代美
つゆの精: 結城 滋子

23日(水)夜
ヘンゼル: 山本 聖子
グレーテル: 堤 京子
お父さん: マイケル・ディーン・マクレイン
お母さん: 長浜 厚子
魔女: 益子 州出男
眠りの精: 中村 喜代美
つゆの精: 結城 滋子

合唱
青木 郁子、青木 千丈、石川 麻美、石川 知子、石川 勇貴、梅原 由佳、
大貫 洋平、加倉井 香保里、金原 裕子、菅野 小夜子、後藤 敏江、
小室 直樹、佐藤 渓、清水 亜矢、清水 寛子、白土 真弓、玉橋 恭子、
玉橋 叔江、鶴川 紀子、中井川 瞳、原田 瑶子、原田 令子、松本 彩和

バレエ
粕谷辰雄バレエ団付属水戸バレエ研究所



オペラ「ヘンゼルとグレーテル」

"一番苦しいときにこそ、神様は救いの手を差しのべてくださる" 聖なる夜、子供たちの祈りが深い森にこだまする…。

ワーグナーと同時期に活躍したドイツの作曲家フンパーディンクのオペラ。 原作はグリム童話ですが、台本作者のヴェッテは、子供たちのために、 原作に含まれる残酷な部分を少なくし、劇の筋もわかりやすく書き換えています。 親しみやすい優美な音楽とともに、ご家族で楽しめるオペラです。

《第1幕》 みすぼらしい箒(ほうき)作りのペーター(ヘンゼルとグレーテルのお父さん)の家。 お父さんとお母さんが出かけている間、ヘンゼルとグレーテルは歌をうたいながら、 箒づくりと靴下の繕いの仕事。 2人はお腹が空きましたが、家が貧乏なので食べるものもありません。 しかたなく2人は踊りをおどることでまぎらわそうとします。

するとお母さん(ゲルトルート)が帰ってきます。 仕事の全然進んでいない2人をこらしめようと追い回しますが、 その拍子に大切なミルクの入ったつぼを壊してしまいます。 くすくす笑うヘンゼルとグレーテルにお母さんの怒りは爆発。 2人を森へいちご摘みに追いやります。

そこへ「ラララ…」とうたいながらお父さんのペーターが帰ってきます。 町で箒がたくさん売れたので、たいそう上機嫌。お母さんもそれを知って元気を取り戻します。 しかしお父さんは「子供たちが森にいちご摘みに行った」と聞いて驚きます。 森にはお菓子の魔女が住んでいるのです。 2人は大慌てで子供たちを連れ戻しに出かけます。

《第2幕》 深い森の中。ヘンゼルとグレーテルは遊びながら、せっかく摘んだいちごをすっかり食べてしまいます。 するともう日はどっぷりと暮れ、あたりは暗くなってしまいました。 驚いた2人は大きな声で助けを呼びますが、 返ってくるのはこだまばかりです。

すると袋を背負ったこびとがあらわれ「わたしは小さな眠りの精だよ」とうたいます。 すっかり眠くなったヘンゼルとグレーテルは、祈りを捧げながら「私が眠りにつくと14人の天使が回りに立ってくれます」とうたい、 厚い苔の上で寝入ってしまいます。

そして、しばらくすると14人の天使たちがあらわれ、2人のまわりを美しく踊りながら安らかな眠りを守ります。

《第3幕》 舞台は前幕のまま。だんだん夜が明けてきます。つゆの精があらわれ、 釣鐘草の花の露を子供たちに振りかけます。

目を覚まし、ゆうべ夢の中で見た天使の話などをしていた2人は、 霧の晴れ上がった森の奥の方に「お菓子の家」が見えてくるのに気付きます。 大喜びの2人は近づいて、家のすみっこのかけらをたべ始めます。 「カリカリと家をたべるのは誰だい?」という声が聞こえても、かまわずたべ続ける2人。 すると、優しい老婆に変装した魔女がしのびより、ヘンゼルとグレーテルに親切そうに声をかけます。 2人が気味悪がって逃げようとすると魔女は本性をあらわし、 魔法をかけてヘンゼルを動けなくします。魔女は子供たちから作ったお菓子が大の好物なのです。 ヘンゼルはおりの中に入れられ、 グレーテルは食事の準備を手伝わされるはめに…。

絶体絶命のヘンゼルとグレーテル。2人はこの危機をどうやって乗り越えるのでしょうか。 ハラハラ、ドキドキのクライマックスは来て見てのお楽しみ。 乞うご期待!"

主催:財団法人水戸市芸術振興財団、水戸市音楽団体連盟
協賛: 株式会社ふじもと



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