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グラン・シェフ、パイヤール登場。
<雅びな宴>(フェート・ガラント)の幕が開く。
ジャン-フランソワ・パイヤール。自らの名を冠した室内管弦楽団を率い、
フランス古典音楽を再生させた音楽家が、水戸室内管弦楽団第46回定期演奏会の指揮台に立ちます。
プログラムは、過去と現在との美しい出会いをとりもつ彼ならではのユニークなもの。18世紀フランス古典音楽への、二重のオマージュとなっています。
前半は、ルイ15世治下、ロココ時代のパリを彩った作品たちを。
贅をこらしたオペラ・バレの舞台をほうふつとさせるラモーの<優雅なインドの国々>、
そしてイタリア・ヴァイオリン音楽の作法を大胆にとりいれたルクレールの協奏曲。
後半は一転、近代の作曲家たちによる、18世紀への賛歌というべき作品たちを。
ファリャのチェンバロ協奏曲は、かつて宮廷やサロンを美しく飾った鍵盤楽器を主役にすえて。
ドビュッシーの〈小組曲〉はヴェルレーヌの詩句の名を借り、ヴァトーの絵画世界にまなざしを送ります。
最後のオネゲルの交響曲に至り、突如音楽を荒々しく揺さぶるのは第2次大戦の脅威。
悲痛な弦楽のどよめきの中から、トランペットの荘厳なコラールがきこえてきます--まるで、
人が篤い信仰で神と結ばれていたあの時代に、救いを求めるかのように。
パイヤールとMCOによる、<雅びな宴>の開幕です!
*パイヤール氏へのインタビュー
2001年 6月 9日(土)18:00開場 18:30開演
2001年 6月10日(日)13:30開場 14:00開演
会場:水戸芸術館コンサートホールATM
料金(全席指定):S席7,000円 A席5,500円 B席3,500円
チケット発売:3月10日(土)
友の会先行予約:3月7日(水)*電話予約のみ
ラモー:組曲<優雅なインドの国々>
ルクレール:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品7の2
*ヴァイオリン独奏
久保陽子
ファリャ:チェンバロ協奏曲
*チェンバロ独奏 リチャード・シーゲル
ドビュッシー(ビュセール編曲):小組曲
オネゲル:交響曲 第2番
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プログラム詳細
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プログラムノート
出演者(各パート五十音順) *はゲスト
指揮:ジャン-フランソワ・パイヤール
チェンバロ:リチャード・シーゲル
ヴァイオリン:安芸晶子、潮田益子、川崎洋介*、久保陽子、
久保田 巧、白石禮子*、宗 倫匡、中村静香、名倉淑子、沼田園子、
堀 伝、安田明子、渡辺實和子
ヴィオラ:江戸純子、岡田伸夫、モーリン・ガラガー、川崎雅夫、店村眞積
チェロ:秋津智承、堀 了介、松波恵子、安田謙一郎
コントラバス:黒木岩寿、永島義男
フルート:工藤重典、難波 薫*
ピッコロ:秋山君彦*
オーボエ:ラインハルト・ホルヒ、宮本文昭
クラリネット:糸井裕美子*、四戸世紀*
ファゴット:鹿野智子*、丸山久美子*
ホルン:水野信行、守山光三*
トランペット:小林好夫*、杉木峯夫
ティンパニ:近藤高顯*
パーカッション:勝亦 健*、福島優美*、安江佐和子*
ハープ:吉野直子*
ステージマネージャー:宮崎隆男
ジャン―フランソワ・パイヤール(指揮)
1928年生。ソルボンヌ大学の数学科を卒業後、パリ音楽院でノルベール・デュフルクに音楽理論を、
ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で指揮をイーゴル・マルケーヴィチに師事。
そのかたわら、ヨーロッパの音楽図書館を訪ねて忘れられた17-18世紀の傑作を数多く発掘した。
53年にはこうしたレパートリー、中でもフランスの古典音楽をレパートリーの中心に置く、
ジャン-マリ・ルクレール器楽合奏団を創設。
59年にはジャン-フランソワ・パイヤール室内管弦楽団と改称。
以後、同楽団は世界各国で活発な演奏活動を行い、そのレコードは数多くの受賞の栄誉に浴している。
パイヤールは同楽団のほか、ザール室内管弦楽団、イ・ソリスティ・ヴェネティ、イギリス室内管弦楽団、
セントルイス交響楽団、ロサンジェルス室内管弦楽団、オタワ交響楽団などを指揮している。
また日本でも大阪フィル、九州交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、日本フィル、広島交響楽団、
東京シティ・フィル、センチュリー交響楽団、名古屋フィル、東京都交響楽団などを指揮している。
パイヤールは執筆活動も積極的に行い、『フランス古典音楽』(クセジュ文庫、白水社刊)をはじめ、
多くのエッセイを発表している。
また音楽以外にもさまざまな分野に造詣が深く、科学の学位を持ち、今も天体物理学に熱中しているという。
リチャード・シーゲル(チェンバロ)
アメリカ生まれ。パリ国立音楽院でチェンバロをロベール・ヴェイロン-ラクロワに師事。
1975年に同音楽院チェンバロ科、76年には室内楽科をいずれもプルミエ・プリ(一等)で卒業。
77年にはパリ国際チェンバロコンクール・通奏低音部門で第1位を受賞。
その後、パイヤール室内管弦楽団、モーリス・アンドレ、ジャン-ピエール・ランパル、ジェラール・ジャリ、
工藤重典らと共演、世界各地で演奏活動を行う。
また、パンタン国立歌劇場、ソルボンヌ大学教授を経て、91年からはサンモール国立音楽院チェンバロ科の教授を務める。
水戸芸術館では91年4月の工藤重典とのデュオ・リサイタルに出演。
また96年11月の水戸室内管弦楽団第28回定期演奏会にソリスト及び通奏低音奏者として出演している。
協賛:
第一製薬株式会社、
(財)げんでん ふれあい茨城財団
協力:
全日本空輸株式会社
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