特集:市民演劇学校と市民舞踊学校
水戸芸術館NEWS (Vol.32) 1997−98年冬号での特集記事


水戸芸術館ACM劇場は、新しい地域演劇の創造をめざして、開館以来、水戸野外劇、水戸子供演劇祭などを開催してきました。なかでも1996年秋にスタートした「市民演劇学校」は、ひとつの公演を打ち上げるだけでなく、演劇について必要な、より広い範囲のことを学び、考え、議論しあって舞台作品をつくりあげ、それを上演するというものです。これは、新しい世紀の水戸のまちづくりを担う青少年の育成を舞台芸術の創造を通して行おうと、水戸芸術館が提案するかたちです。

「市民演劇学校」第1期は、予想を上回る方々のご応募に始まり、今年7月の卒業公演を無事に終えました。そして、第1期から引き続いて参加する受講生と、新たな受講生とを迎え、すでに2期目の活動が始まっています。さらに充実した学校をめざし、演劇各界の優れた講師の方々による「基礎講座」、ACM劇場専属劇作家・長谷川裕久による「創造講座」を毎週末、開催しています。
'96市民演劇学校卒業公演稽古風景




また、もうひとつの学校 「市民舞踊学校」が 、今秋新しく開校します。ここでめざすのは、最も新しい舞台芸術「現代ダンス」を身近にし、優れた作品をつくり出すこと。1997年初夏にフランス公演を果たした水戸芸術館発の現代ダンス作品『V.O.』。その出演メンバーをはじめとする国内外の舞踊家と共同作業で、「身体について」「ダンスについて」頭と身体で取り組む、開かれた学校です。


"V. O." フランス公演より
写真:ローラン・フィリップ

「市民演劇学校」「市民舞踊学校」は、それぞれお互いに関わりあいながら市民の皆さんと水戸芸術館がつくりあげる「水戸発」の創造の場です。
両学校ともに公開講座、デモンストレーションなどの企画もありますので、お問い合わせください。


水戸芸術館ACM劇場 TEL:(029)227−8123




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